四方僧伽・カンボジア プロジェクト視察報告(2014年7月)

Srey Prey Village (Kampong Chunang県) イスラム教チャンパ族の村

人口280家族、約1,000人
稲作地約100ha.乾期米と雨期米両方の田んぼを持っている。
牛、鶏などを飼育している他、副産物としてマンゴーや豆なども栽培している。

米銀行:第1期(2011年)23家族 2,300kg
第2期(2012年)17家族 2,760kg
第3期(2013年)30家族 3,700kg
第4期(2014年)55家族 5,000kg
確実に受益者と収穫米を増やしているが、返済をなかなかしない人もおり、徴収が大変だとのこと。未返済の会員が出たのは過去2回、2人とのこと。
米蔵は今も米銀行リーダーの家屋の下にあり、新しい米蔵はまだ未完成だが、他の会員の家になどに分散して貯蔵している。
今年の余剰米の米で共同の計りを購入した。
今回日蓮宗からの30万円の補助金のうち8万円を増資した。すでに50名の村人が待っており、いっきに100家族くらいが参加することになりそう。
ただ各家族の年次収支を尋ねると、100kgの種もみから1,500kgの収穫米があったとしても、それを売ったお金は服や薬代、食費などの生活費で大半が消費され、 手元には残らない。次の年の10月頃になると仕事もなく村人の生活は窮迫することが多いとのこと。
この状況を打破するためには、貸付ける種もみの量を増やして収量をあげるか、単位面積あたりの収量を増やすかしかないが、水不足のため現状がやっとのよう。

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Snul Village (Kampong Spoe県)
人口:166家族 約800人
米銀行:第1期(2013年)96家族
第1期の米は質量ともよかったそう。新しい米蔵も無事完成していた。
2期目の参加者はこれから決まるそうで総数は分からないとのこと、作付けは雨の到来を待って8月頃になりそう、年々雨の降り始めが遅くなっており、なかなか田植えができないとのこと。
池増設:村にもともとあった池が小さく、村人の需要に足りないため日蓮宗からの補助金22万円を池の増設費に充てることにしたが、資金が足りなく中途で工事が終わってしまっていた。
現在村中が水不足に陥っており、隣村のトロッペアンウェイン村にあるブッダの池4から水をもらってきたりしているが、雨期の到来で雨が降りさえすれば、中途ではあってもある程度の大きさに掘られた池の水を利用することができるとのこと。村人は皆雨の降るのを待ちわびていました。

 

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