上川泰憲「仏陀バンクのキセキ」北海道編1

四方僧伽の仏陀バンクは、仏教の教えをベースにして、マイクロクレジット(小規模融資)と地域通貨を組み合わせる仕組みです。
両輪があると、さらに大きな効果があります。現在海外のプロジェクトサイトでは、マイクロクレジットの部分しか稼動していません。地域通貨の部分が実際にうまくできるのかを証明(実験?)するために、自分の地元である北海道で開催してみることにした。

幸運にも、北海道には地域通貨を行っている市町村が10箇所ほどあり、その事例や内容も比較的簡単に知ることができた。
まず最初に、自坊での開催を考えスタートすることにした。近所の気の合う仲間たちを呼んで、地域通貨「ボディー」の話をさせてもらった。理解するには少々時間がかかったが、とにかく始めてみようとなり、地域通貨「ボディー」が小さく始まった。

この、地域通貨「ボディー」を簡単に説明すると、通常何か物を買う時には現行通貨が必要になります。それを、仲間内で交換する時に、「ボディー」という通貨で交換いたします。仏陀バンクの地域通貨の単位「BD(ボディー)」とは「菩提(悟り)」の事で、1BD(ボディー)=1円に換算します。ボディー・サットヴァだと「菩薩」の意味になります。この仏陀バンクの「BD(ボディー)」を使う人は「目覚めた個人(菩薩)」と説明しました。

当時作成したリーフレットより

参加者には通帳を発行。その通帳で何かを提供した方はプラスに、提供された方はマイナスに数字を記入していきます。そして、お互いの通帳にサインをして取引成立です。

言葉で説明すると難しいですが、実際にやってみると以外と簡単で、子供の頃にやったお買い物ごっこを思い出して皆楽しく交換しました。

少しづつ人数が増えてきたのですが、参加者から、「自分のコミュニティーでも始めたい」と相談を受ける事が何度かありました。「とりあえず、仏陀バンクの説明会であればできますよ」と返事し、各地で説明会を開催する事になりました。

 

事務局員紹介 代表 上川泰憲(かみかわたいけん)

6 Responses to “上川泰憲「仏陀バンクのキセキ」北海道編1

  • たしかにそうなれば大きな効果が出るのでしょうが、現実問題交換する技能や物、産業がない海外の貧困地では地域通貨は機能しないと思います。

    • ありがとうございます。ここでの地域通貨とは、外に出ない経済圏をどのように作り上げるのか。そこがポイントだと思っています。なので、地域通貨を実際に運用するよりも、その仕組みをどのように築くのか、智慧を出し合いながら考えていければと思います。

  • 「両輪があってはじめてこうかがある」???では始まっていないのと同じとゆうことですかね、、、。

    • そんな事はありませんが、
      「両輪があってはじめて大きな効果があります。」
      始まっていないとの意味ではなく、さらに大きな効果があるという意味ですね。

      • そうですか。この文章を見る限り本来両輪であるべき物が海外では方輪しか機能していない。というふうな印象に読めますが、、。誤解されても仕方ないと思います。「さらに大きな効果がある」というようには読み取れ無いので、そのように書き直して下さい。

        • ご指摘ありがとうございます。
          「両輪があると、さらに大きな効果があります。」
          このように変更しました。