最初に今回の政変でデモ隊・政府側双方で尊い命を失われた多くの方々に謹んで哀悼の意を表し祈りを捧げます。
現在、遮断されていたネットの状況が一時的によくなっているので以降現地スタッフとやり取りしております。 現地スタッフの情報だと我々四方僧伽の仏陀バンクプロジェクトが行われているチッタゴン丘陵地帯辺りは大して状況は変わっていないように見受けられるが、主要な地域のひとつバンダルバン県はKNFというゲリラ組織が暗躍して相当状況が良くないようです。
今回のデモについて当初は学生たちによる政府に対する抗議デモだったものが膨れ上がり犠牲者150人以上、負傷者1000人以上、そして1万人が拘束されるという大惨事になり犠牲者が出た時これはバングラデシュに於ける天安門事件かと思いながら注視している最中の8月5日、デモが暴徒化し政権は崩壊という事態になりました。
このような事態に際し当会としては現在軍が掌握している実権を軍政移行ではなく民主化の方向に移行されることを強く望み、我々が当初から支援しているチッタゴン丘陵地帯の仏教系少数民族の自由と安全が安全が脅かされない事を切実に願い当ホームページより広く世界に訴えます。