
仏陀バンクのキセキ~菩提樹のタネ~in 札幌が無事に終了しました。参加者30名ほど、少し場所がわかりにくかったのですが、皆さんなんとか到着、しばれた空気の中駆けつけてくれました。
はじめに、主催の加藤由紀さんからのご挨拶と二人の紹介をしていただきました。
続けて、伊勢祥延 のバングラデシュVTRから。貧困の状況や国内での争いの現実をVTRで見せられて、胸を痛めます。その一方、ジュマエリアの豊かな自然や人々が生き生きと生活している状況も感じられました。
次に、伊勢祥延 が写真を映し出しながら、バングラデシュの歴史や現状、ジュマの人々が置かれている状況などを資料を交えながら解説。皆さん聞き入っていました。
次は、上川泰憲が仏陀バンクの仕組みの解説を行いました。仏陀バンクのコンセプトや、仏陀バンクのシュミレートと実際の運用を比べてみたり、実際にお金をかりてどのようなことで自立をしていくのか、具体例の提示。新たな試みとしての「四方僧伽ショップ」や「仏陀バンク孤児院バージョン」などの説明。今後の将来展望などを話しました。
最後に、今年で10周年になる、四方僧伽チャリティーカレンダーの記念VTRを流しプログラムは終了しました。
最後の質疑では以下の質問が出されました。
・現地のスタッフが10年間で1000箇所の仏陀バンクサイトを希望しているが、なぜそんなに焦っているのか?
上川:ジュマのエリアには4000の少数民族の村が存在するそうです。その4分の1の村で開始することができたとしたら、彼らの経済的な基盤はかなり強くなり、それに伴い生活は安定するし治安の安定にもつながるのではないかと考えている。
伊勢:すでに、私たちの活動は、政府や軍からの監視対象になっており、スピードをあげて広げていかないと潰される可能性があるとの懸念もある為。
・なんでこのようなすばらしい仕組みを考えることになったのか?
上川:四方僧伽を立ち上げた、井本勝幸師がカンボジアの籠編み製作をしている主婦の現状をみたとき、高利の利子がある為に貧困から抜け出すことが不可能になっている現状を見て、考えた仕組みです。仏様が人々の経済的な自立を助けていく仕組みにが彼らの希望となっています。
その後も帰りを惜しみながら、立ち話をしていました。
今回残念ながら参加したくてもできなかった人も多数いたことを主催者からお聞きし、また次回の開催を約束しました。
参加者の声
今夜は前から気になっていた仏陀バンクについてのお話しを聞いて来ました。仏陀バンクは皆様からの善意の出資を原資にアジア各国の人々に無利子の小規模融資を行い、経済と心の自立と自律を目指す人々に支援する活動をしています。
私も少しでも出資できるよう明日から120分コースのセラピーを受けていただいた方のセッション料金の一部を寄付させて頂きます🙌🙏
昨夜は『仏陀バンクのキセキ~菩提樹のタネin札幌』に参加しました。仏陀バンクでは出資(寄付)を元にタイ、カンボジア、ビルマ、バングラディッシュなどで紛争や災害、貧困などで厳しい環境におかれた人々に小規模融資を行い自立への支援をしています。
話をうかがってその地の現状と
なぜ始めたのか。
なぜ必要なのか。
なぜ広めたいのか。
ということがよくわかりました。
たくさんの現地の写真には貧しくてもキラキラと輝く子供たちの瞳の奥にカメラマンの伊勢さんのシャッターをきる姿が写っています。
次回はまほろばで説明会があるそうです。
慈悲の輪が広がりますように。。。
- ジュマの少数民族のハンドメイド工芸品の展示
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