At a tsunami stricken area in Sri Lanka
スリランカの津波被災地にて
スリランカに旅行で訪れ、危うく津波に飲み込まれそうになったというドイツ人夫妻と出会った。
二人は帰国後、資金を集め2ヶ月後に同じ地区に舞い戻り、精神的ショックによるトラウマケアーを兼ね、
津波で半壊した当時宿泊していた同じホテルの同じ部屋にあえて宿泊しながら、
被災した漁師の船の修繕を手伝ったり、網の購入の援助を行うなどの毎日を送っていた。
このドイツ人夫妻の隣の部屋に宿泊していた私は、彼らからこのような貴重な話を聞くことができた。
また、訪問した際に出会った被災した現場の子どもたちへの教育費などの資金援助を行ってきたが、
子どもたちやその家族が生活や個人的な問題などで依存してくるようになった。私は情もからみ、支援の難しさを知ることとなった。