伊勢祥延 の「Calendar Photoの追憶」4

チャリティーカレンダー2007年 Cambodian Voice
西部バッタンバン県の田舎、ダグネン村。
店番をするココナッツ娘
家族で営む、、、何屋だろう、、? 駄菓子屋?タバコ?それとも屋果物、、、今で言うコンビニだろう。私の幼少時代、昭和の薫りがする。カンボジアの人は、お客さんが来ると惜しみなくココナッツジュースをふるまう。わざわざ高いヤシの木に登って取って来てくれる事もある。慣れた手つきでナタを数振りすると飲みやすい口元サイズの穴があく、そして見た目よりはるかに重いココナッツの実を両手に持ち、まるでホラ貝を吹くかのような体勢で飲む。、心身に染み込む、太陽と大地の味がする。どんな味かって?すべての恵みに感謝したくなる、そんな味です、、。