
大阪「應典院」で開催されています「お寺MEETING vol.5」にて四方僧伽で展開している「仏陀バンク」を取り上げていただきました。題名は「仏教は経済に何ができるか・仏陀バンクからコミュニティ経済を考える」であった。
仏陀バンクの説明は割愛させていただくが(ホームページこちらをご覧ください)秋田住職と山口主幹との事前協議では、仏陀バンクの活動を通して、うまくいった点とうまくいかなかった点を中心に話してほしいとのことであった。
そこから、経済と仏教の関わり方や、個々人が経済を通して幸せになるために仏教がどのように役割を果たしていくかなどが話し合われた。内容についてはぜひサリュをダウンロードして読んでいただきたいのだが、山口主幹の鋭い視点と多くの提言には納得を乗り越えて感動していた私がいました。
一部紹介します。
「仏教経済学は寺院経済学や寺院経営論ではない。『どう生きて死んでいくのか?』という問いの中で、お金という存在をどう重ねていくのかというテーマだ」
「どのように自分たちの住まいと暮らしを通じて織りなしてきた文化を次の世代へ継承していくのか、過去と未来とえを一つの時間軸でつなげて考えていくべきではないか。」
など、ぜひとも本文を読んでいただきたい。
おまけにそのときの気持ちをFacebookに投稿していたので転載させていただく。
昨日のお寺METTINGでのお話は非常に良かった。
仏教と経済がテーマだったが、自分も含めて考えが深まっていたようだ。
結局はお金をどのように使うかが問題で、無関心になると知らずに人を傷つけていることに目を向けるべき。
お話してて感じたことは、自分の行動は今自分だけのものではなく、過去の先人たちの積み重ねの上に成り立っており、未来の後陣たちの経験値として行っている。そして、今生きている人達と本当にこのままで良いのか検討を重ねるべきだと。どこまで進めるかはわからないが、この縦軸と横軸の意識を心に留めておくべきだと。
多くの参加者がきてくれて、大変嬉しかった。彼岸寺の関係者も多数きてくれたし、面白い活動をされている方、報道関係者も数名いた。
このMEETINGにより、仏教と経済がどのような関係を構築していけるのか楽しみになった。
ダウンロードはこちらから
http://www.outenin.com/modules/contents/index.php?cat_id=70
文責 上川泰憲