◆背景:カンボジアでは長い間戦乱がつづき、またポルポトによる知識層虐殺などにより人々の心が深く傷つき荒廃してしまいました。
都市部での経済的な発展に伴いかえって貧富の差は広がり、人々は目先の利益にとらわれ、互いを思いやる優しい気持ちや自然に感謝する心を忘れてしまったかのようです。
そのような状況を憂い、お寺や僧侶が中心となってお釈迦様が説かれた本当の仏教の教えを再認識していこう、というプロジェクトです。
・ 仏教討論会の定期開催:日本やカンボジア各地の僧侶をはじめ、仏教に造詣の深い知識人の方、CSカンボジアのメンバーなどが一堂に会し、人生の糧となる仏教の教えを共有できる機会を年に1〜2回持ちます。
・ お寺を解放してもらい人々の集える場所を作り、そこで僧侶が人々に身近な仏教の教えを説いたり子供たちに勉強や道徳などを教えたりする、人々が自由に本や教典などを閲覧できるようにする、などお寺と地域住民が密接に繋がるような環境作りをしていきます。