8月13日
9:00
バスでバンダルバンを出発(バス移動、約4時間半)
13:30
ラガマテ着 「ホテルソフィア」チェックイン
16:00
ラガマテの四方僧伽・バングラデシュ役員、ビプロップ、スジェル、スチャリッタと共に昨年12月に仏陀バンクを始めたばかりのガグラ村へ。
寺院にて僧侶のもと参加者25人程
原資6万タカ12名の受益者でスタート。8ヶ月目で合計30人の受益者。18人の増加。1人から250タカ、合計4750タカの寄付金を徴収している。8ヶ月で総額64750タカ、11ヶ月目でまとまった額が上乗せされることとなる。現在のキープ金としてその場に現金で34240タカあった。来月貸し出す予定という。
※キープ金や、寄付、会費等は、村によって独自のやり方でばらつきがある。これらをやめ、すべての場所でルールを一本化しキープしないよう要請する事は、今回の目的のひとつでもあり総合ミーティングでコンセンサスを取る事となる。
この村では政府の機関で会計士をしていたBuswajit Chakma (ビジョジット•チャクマ)さんが中心となり、月に一度の会合を設け、運営方法などを検討している。その様子はしっかりと議事録として残されている。
ピブロップは帳簿類をチェックし、仏陀バンクの状況は見たところきちんと返済されてる人がほとんどだが中には立ち後れてる人もいる。
最終結果は一年目の決済をしないと分からないが、現時点で詳細で正確に記載された帳簿は非常に優れており、今後仏陀バンクを始める地域での手本となると判断。彼を「四方僧伽・総合ミーティング」のプレゼンターとして参加してもらい皆を指導してもらう事を決定した。
17:00
ガクラから比較的に近いチャクマ族のShapchri(シャプチャリ)村へ
寺院にて僧侶のもと男女30人程が集る。
他の地域と同じように農業が中心で、生活は不安定な家庭が多いという。安定している家族はと聞いたところ30家族程という答えが返る。
村は約90家族程と比較的小さい。
ビプロップが言うには最近では仏陀バンクの事は広く知れ渡っており、多くの村が待ち望んでいるという。とてもうれしい事である。
ここでの融資を決定し総合ミーティング参加の約束とる。仏陀バンクを正式に開始する事を決定した。
夜、ビプロップの自宅で今後の展望などをかたりあった。
聞く所によるとこれまでジェネラルマネージャーとして勤めて来たローカルNGO「アシカファンデーション」は体制が代わり、現在はピブロップが組織を買い取り独立。事実上の代表になったらしい。現在17の海外のドナーを持ち、家電などの新たなビジネスもはじめている。
彼曰く、5年後には大きな資本を動かせるようになるらしく、そのときは仏陀バンクに本気で乗り出し広く展開するという。「なぜなら仏陀バンクはそれほど素晴しく、大きな可能性を秘めているから」