
8月14日
朝方大雨のため、午前中行くはずだったトンチョンガのマニュモチョリ村(2年前仏陀バンクをスタートした村)への訪問は中止となる。
また翌日はマーケットの日なので、この日の午後は村人は収穫で忙しいため集れない。したがって今年の訪問は断念。
昨年の12月に訪問している事もあり、1年経っていないので来年でも問題はないと判断する。
午前中はビプロップ、アウンとホテルでスケジュールの調整などミーティング。
12:30
新規のトンチョンガの村RANYACACHARY(ロンニャチュチョリ)村へ向かう。カプタイ湖をボートで1時間程、ここも陸の孤島である。
寺院にて老若男女80人程の参加、民族衣装の少女が迎えてくれた。
僧侶の読経後説明会。偶然と言うか幸運というか僧侶はアウンの幼なじみでバンダルバン出身、話しが早い。85家族ほどの村なので多くの村人が参加してくれた事が分かる。村に一人しかいない行政の役人も参加。
村の状況は、農業中心だが、半年間は畑が水の下に埋まっていて作業が出来ない。学歴のある人は1人だけ、生活は苦しいが明るくまとまった村の印象。仏陀バンクを始める事を決め総合ミーティング参加の際に融資の約束をした。
この後村で昼食の際、融資の方法に懸念があったマニュモチョリ村での高い利息を払う受益者優先の貸出しや、緊急時の60%などの法外な利息での運営をしないように、トンチョンガを担当するロニトンチョンガさんに厳重に注意。
なぜこの場で切り出したかは、トンチョンガの独自の文化と聞いていたため、新たなトンチョンガの村でも同じ様なことが起こることを懸念した。
結果的にこれは、マニュモチョリ村でだけの話しで、トンチョンガとは関係ないようだ。この事が修正されクリアーになってよかった。